豊島区 防災マップの入手手順と読み方|避難所・浸水想定の確認方法
豊島区の防災マップとハザードマップを確認する手順をまとめました。ダウンロードの流れ、避難場所と避難所の違い、浸水想定の読み方、家族で決めておくことを、区や国の公式ページの案内にそって順番に整理しています。
2026/7/29 / PoliLog 編集部
豊島区で防災マップを探している方へ。自宅や職場の近くにどの避難所があるか、大雨のときに水がたまりやすい場所はどこかは、区が公表している地図で確認できます。この記事では、地図の入手手順と読み方を順番に整理します。
この記事でわかること
- 防災マップとハザードマップの違い
- 豊島区の地図を手に入れる手順
- 避難場所と避難所の見分け方
- 浸水や土砂災害の想定の読み方
- 家族と決めておくこと
制度の概要:防災マップとハザードマップの違い
まず、二つの地図の役割を整理します。防災マップは、避難場所や避難所、給水拠点などの「行き先」をまとめた地図です。ハザードマップ(=災害で被害が想定される範囲を色分けして示した地図)は、大雨や地震で影響が及ぶ可能性のある「範囲」を示します。目的が違うため、両方を見ておくと備えの精度が上がります。
豊島区でも、区の公式サイトで防災に関する地図と冊子が案内されています。掲載されている地図の種類、更新のタイミング、配布場所は区の案内ページに記載されています。最新の内容は 豊島区公式サイト でご確認ください。
なお、ここでいう「想定」は、一定の条件を置いて計算した結果です。実際の雨の降り方や地形の変化によって、影響の出方は変わります。地図に色が付いていない場所でも、道路の冠水や停電は起こり得ます。地図は「ここは安全」と保証するものではなく、「どこを警戒するか」を決めるための材料です。
ステップ 1: 防災マップをダウンロードする
手順は次のとおりです。
- 豊島区公式サイトを開く
- サイト内検索に「防災マップ」または「ハザードマップ」と入力する
- 案内ページから、地図のPDFまたは地図表示サービスを開く
- 自宅の住所を入力するか、地図を拡大して自宅の位置を探す
- PDFを保存し、印刷して紙でも持っておく
必要なもの
- スマートフォンまたはパソコン
- 自宅・勤務先・学校の住所
- 印刷できる環境(コンビニのプリントサービスでも可)
紙での配布を希望する場合は、区の窓口や区民事務所などで受け取れることがあります。配布場所と在庫の状況は変わるため、事前に区の案内ページで確認するか、電話で問い合わせると確実です。
全国の地図をまとめて見たい場合は、国が運営する ハザードマップポータルサイト も使えます。住所を入れると、浸水想定や土砂災害の想定を重ねて表示できます。区の地図と見比べると、境界をまたぐ地域の様子もつかみやすくなります。
ステップ 2: 自宅と勤務先の避難先を確認する
避難先には、名前の似た二種類があります。
- 指定緊急避難場所:災害の危険から命を守るために、いったん逃げ込む場所
- 指定避難所:自宅に戻れないときに、一定期間滞在する場所
同じ施設が両方を兼ねることもあれば、別々のこともあります。地図では記号や色分けで区別されているため、凡例(=地図記号の意味を説明した一覧)を先に見てください。
確認しておくとよいのは次の点です。
- 自宅から最短で行ける避難場所と、そこまでの道順
- 途中に川、地下道、狭い道、古いブロック塀がないか
- 勤務先や学校から帰宅できないときの行き先
- 家族の集合場所と、連絡がつかないときの手順
避難先は、災害の種類によって変わります。地震のときと大雨のときで、向かう場所が同じとは限りません。地図には災害種別ごとの対応が示されているため、この点は必ず見比べてください。東京都全体の考え方は 東京都防災ホームページ にも整理されています。
数値で見る現状:公表データの読み方
本記事の内容は、公開時点で豊島区および国・東京都の公的機関が公表している情報に基づきます。他自治体・他時点との単純比較はできません。想定した雨の規模、浸水の深さ、避難所の受け入れ規模といった具体的な数値は改定されることがあるため、本文では引用せず、出典先で直接ご確認いただく形にしています。
読み方のこつは三つあります。
第一に、凡例の単位を見ることです。浸水の深さは色の濃さで段階表示されます。色が示すのは「そこまで水が来る可能性がある」という意味で、常にその深さになるわけではありません。
第二に、前提条件を見ることです。地図の余白や注記に、想定した雨の規模や、対象とした河川・下水道の条件が書かれています。前提が違う地図どうしを並べても、比較にはなりません。
第三に、更新日を見ることです。地図は法令や調査結果の見直しに合わせて改定されます。古いPDFを保存したままにせず、定期的に最新版を確認してください。
現在の雨や川の状況は、気象庁の キキクル(危険度分布) で確認できます。地図は平時の備え、キキクルは当日の判断に使う、と役割を分けると迷いにくくなります。
自治体・議会の動き:情報の出どころをたどる
防災マップの改定や避難所の指定は、区の計画や予算にもとづいて進みます。こうした内容は、区議会(=区の予算やきまりを決める、住民が選んだ議員による会議)で報告や質疑が行われることがあります。条例(=その自治体の中で適用されるきまり)や計画の改定も、同じ場で扱われます。
議会でどのようなやり取りがあったかは、区議会の会議録から確認できます。会議録は区の公式サイトからたどれます。特定の議員や会派を取り上げる形ではなく、「いつ、どの会議で、どの議題が扱われたか」を追うと、地図の更新時期や配布方法の見通しが立てやすくなります。
国の制度の枠組みは 内閣府 防災情報のページ にまとまっています。避難情報の区分や、自治体が果たす役割の考え方が示されています。区の案内を読んで意味が分からない用語が出てきたときは、この国のページで語句を確認すると早いです。
住民にとっての論点
地図をめぐっては、いくつかの論点が並んで示されています。
論点 A:紙とデジタルの配分。紙は停電時にも読めますが、更新が反映されません。デジタルは最新版を見られますが、通信が途絶えると開けません。両方を持つ形が現実的です。
論点 B:想定の伝え方。想定は条件付きの計算結果です。強く伝えれば警戒は高まりますが、条件を省くと誤解につながります。注記まで届ける工夫が求められています。
論点 C:転入者や短期滞在の方への周知。転入や転出のたびに、住まいの条件は変わります。手続きの場面で地図が届く仕組みや、多言語での案内のあり方が論点として挙げられています。
論点 D:集合住宅での避難行動。高い建物では、屋外に出るより屋内の上階にとどまる判断が適する場合があります。地図だけでは決めきれない部分があり、建物ごとの取り決めが必要になります。
どの論点も、賛否を決める話ではなく、住まいの条件によって答えが変わる話です。まずはご自宅の状況に当てはめて考えてみてください。
よくあるつまずきと対処
- 地図が見つからない:サイト内検索で「防災」「ハザード」の二語を試す。それでも出ないときは区の窓口へ電話で確認する。
- PDFが重くて開けない:通信環境の良い場所でダウンロードし、端末に保存してから開く。
- 自宅の位置が分からない:ポータルサイトの住所検索を使い、目印になる建物から探す。
- 家族と共有できていない:保存したPDFを家族に送り、集合場所を一度決めておく。
- 印刷したまま更新していない:印刷した日をメモし、次に確認する時期を決めておく。
備えは一度で完成しません。地図を開く、避難先を決める、家族に伝える、の三つを一区切りとして、少しずつ進めてください。
このページのデータ範囲
本記事は、東京都豊島区を対象に、豊島区公式サイトおよび国・東京都の公的機関が公開時点で公表している情報を整理したものです。他自治体・他時点との単純比較はできません。個別の想定条件や最新の改定内容は、各出典元でご確認ください。
一次情報 (Tier A)
- 自治体公式:
- 国の公的機関:
最終更新
2026-07-29(本記事の引用 URL は月次で再検証されます)
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よくある質問
- Q. 豊島区の防災マップはどこで手に入りますか?
- A. 豊島区公式サイトの防災関連ページから、地図のPDFや地図表示サービスを開くことができます。紙の冊子は区の窓口や区民事務所などで配布される場合があります。配布場所や在庫の状況は変わることがあるため、事前に区の案内ページまたは電話でご確認ください。
- Q. 防災マップとハザードマップは何が違うのですか?
- A. 防災マップは避難場所や避難所、給水拠点などの行き先をまとめた地図です。ハザードマップは大雨や地震で被害が想定される範囲を色分けして示した地図です。役割が異なるため、避難先を決めるときは両方を見比べておくと判断しやすくなります。
- Q. 指定緊急避難場所と指定避難所はどう使い分けますか?
- A. 指定緊急避難場所は、災害の危険から命を守るためにいったん逃げ込む場所です。指定避難所は、自宅に戻れないときに一定期間滞在する場所です。同じ施設が両方を兼ねることもあれば別々のこともあるため、地図の凡例で記号と色分けを確認してください。
- Q. 自宅が浸水想定の範囲に入っているか確認するには?
- A. 豊島区公式サイトの地図、または国土交通省のハザードマップポータルサイトで住所を検索すると、浸水想定や土砂災害の想定を重ねて表示できます。色の濃さは想定される深さの段階を示すもので、常にその深さになるという意味ではありません。注記に書かれた前提条件もあわせてご確認ください。
- Q. 地図に色が付いていない場所なら安心と考えてよいですか?
- A. 地図は安全を保証するものではありません。想定は一定の条件を置いた計算結果であり、実際の雨の降り方や地形の変化によって影響の出方は変わります。色が付いていない場所でも道路の冠水や停電は起こり得るため、当日の状況は気象庁のキキクルなどで確認してください。
- Q. 防災マップはどのくらいの頻度で見直せばよいですか?
- A. 地図は法令や調査結果の見直しに合わせて改定されます。印刷したものを保存したままにせず、定期的に区の公式ページで最新版の有無と更新日を確認することをおすすめします。引越しや家族構成の変化があったときも、避難先を見直す機会になります。
- Q. 家族と共有しておくとよいことは何ですか?
- A. 自宅から避難場所までの道順、災害の種類ごとの行き先、連絡がつかないときの集合場所を決めて共有しておくと、当日の判断が早くなります。保存したPDFを家族に送り、勤務先や学校から帰宅できない場合の行動もあわせて話し合っておくと安心です。
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