墨田区の幼稚園 保育料 無償化|対象・上限額・申請の流れ

墨田区で幼稚園の保育料無償化を利用する方へ。対象となる年齢、月額の上限額、預かり保育の認定、申請の流れと必要書類、対象外になる費用までを、国と区の公式情報をもとに整理しました。

2026/9/13 / PoliLog 編集部

墨田区で幼稚園の入園を検討している保護者の方へ。幼児教育・保育の無償化により、幼稚園の保育料は一定の範囲まで無償となります。対象となる年齢、上限額、預かり保育の扱いには、それぞれ条件があります。

この記事でわかること

  • 墨田区で幼稚園の保育料が無償化される範囲
  • 対象となる方と、対象外になる費用
  • 月額の上限額の考え方
  • 預かり保育を無償化するために必要な認定
  • 申請の流れと必要書類

制度の概要: 墨田区の幼稚園 保育料無償化のしくみ

墨田区にお住まいの方が利用する幼稚園の保育料は、国の幼児教育・保育の無償化制度の対象です。この制度は令和元年 (2019 年) 10 月に始まりました (こども家庭庁: 幼児教育・保育の無償化)。

幼稚園は、手続きのうえで大きく二つに分かれます。

  • 子ども・子育て支援新制度に移行した幼稚園・認定こども園
  • 新制度に移行していない私立幼稚園

前者は、利用料そのものが無償となります。後者は、月額の上限額までが無償化の対象です。お子さまが通う園がどちらに該当するかは、園または墨田区の子育て担当窓口でご確認ください。

手続きの種類も、園の区分によって変わります。新制度に移行した園では、入園時の認定 (1 号認定) の手続きが基本となります。新制度に移行していない園では、別途「施設等利用給付認定」の申請が必要です (文部科学省: 幼児教育・保育の無償化)。

対象となる方と、対象外になる費用

無償化の対象となるのは、小学校就学前の 3 年間です。幼稚園の場合は、満 3 歳になった時点から対象となります。保育所の 3 歳児クラスからの適用とは時点が異なるため、入園を検討する際は年齢の区分をご確認ください (こども家庭庁: 幼児教育・保育の無償化)。

一方、次の費用は無償化の対象外です。

  • 通園送迎費 (通園バス代)
  • 食材料費 (主食費・副食費)
  • 行事費、教材費、制服代などの実費
  • 上限額を超える部分の保育料

食材料費のうち副食費については、世帯の所得の状況やきょうだいの人数に応じて、免除の対象となる場合があります。免除の要件と手続きは園を通じて案内されるのが一般的です。実費の金額は園ごとに異なりますので、園の入園案内とあわせて、墨田区公式: 子育て・教育 の案内をご確認ください。

数値で見る現状: 無償化の上限額

本記事の数値は 2026 年 9 月時点の公表内容に基づきます。他自治体・他期間との単純比較はできません。

新制度に移行していない私立幼稚園の保育料は、月額 25,700 円を上限に無償化されます (こども家庭庁: 幼児教育・保育の無償化)。保育料が上限額を下回る場合は、実際にかかった額までが対象です。上限額を上回る場合は、その差額が自己負担となります。

入園料については、入園した年度に月割りして保育料に加え、上限額の範囲内で無償化の対象とする取り扱いが基本です。園によって納入の時期や方法が異なるため、入園手続きの案内で確認しておくと安心です。

新制度に移行した幼稚園・認定こども園の 1 号認定の場合は、利用料そのものが無償です。上限額の考え方は適用されません (文部科学省: 幼児教育・保育の無償化)。

支払いの方法も園によって分かれます。園が区から給付を受け取り、保護者の方の負担が最初から生じない方式 (現物給付) と、いったん保育料を園に納めたうえで後から給付を受け取る方式 (償還払い) があります。どちらの方式かは、園からの案内でご確認ください。

預かり保育の無償化と「保育の必要性」の認定

通常の教育時間の後に行われる預かり保育も、保育の必要性の認定を受けた場合は無償化の対象となります。認定を受けるためには、就労、妊娠・出産、疾病・障害、親族の介護・看護、求職活動、就学などの事由が必要です (こども家庭庁: 幼児教育・保育の無償化)。

無償化の額は、日額 450 円に利用日数を掛けた額と、実際に支払った利用料のいずれか低い方です。月額の上限は 11,300 円です。満 3 歳児で住民税非課税世帯の場合は、月額 16,300 円が上限となります。

預かり保育の実施状況は、園ごとに差があります。確認しておきたい点は次のとおりです。

  • 平日の実施時間と、最終のお迎え時刻
  • 夏休みなどの長期休業中に実施があるか
  • 土曜日の実施があるか
  • 1 日あたりの利用料と、おやつ代などの実費

預かり保育の実施日数が少ない園では、認定を受けていても利用できる日が限られます。就労を予定している方は、入園前に園の実施状況をご確認ください。

申請の流れと必要書類

新制度に移行していない私立幼稚園に通う場合は、施設等利用給付認定 (新 1 号) の申請が必要です。預かり保育の無償化もあわせて受ける場合は、新 2 号または新 3 号の認定申請となります。

申請に必要なものは、一般的に以下のとおりです。

  • 施設等利用給付認定申請書 (区または園が配布する様式)
  • 保育の必要性を証明する書類 (就労証明書など。新 2 号・新 3 号の場合)
  • 本人確認書類、マイナンバー確認書類
  • 振込先口座がわかるもの (償還払いの場合)

申請書は、園を経由して区へ提出する運用が多く見られます。園から配布される案内に沿って進めてください。就労証明書は勤務先での発行に時間がかかる場合がありますので、早めのご準備をおすすめします。

認定の効力が始まる日は、申請した日を基準に決まります。年度途中に就労を始める方は、就労開始の時期に合わせて申請の時期をご確認ください。最新の様式・提出先・締切は、墨田区公式: 子育て・教育 に掲載されています。

自治体・議会の動き: 墨田区の情報の確認先

無償化の対象範囲と上限額は、国の制度として定められています。一方、実費部分の取り扱いや、区独自の保護者負担軽減の補助については、区の予算編成と区議会での審議を経て決まります。

墨田区議会の会議録は区議会の公式ページで公開されており、幼児教育・保育に関する質疑もそこから確認できます。当初予算や補正予算の資料も、墨田区公式サイト で公表されます。区独自の補助制度の有無と金額は年度ごとに見直されるため、入園の年度の案内でご確認ください。

PoliLog 編集部では、本記事の引用元 URL を月次で再検証しています。制度改正の反映には時間差が生じる場合がありますので、申請の前には区公式の最新情報をあわせてご確認ください。

住民にとっての論点

幼稚園の無償化をめぐっては、いくつかの論点が並立しています。賛否を決めるためのものではなく、園選びと家計の見通しを立てるうえでの確認事項として整理します。

  • 論点 1: 上限額と実際の負担 — 新制度に移行していない園では、保育料が上限額を超えた分が自己負担として残ります。
  • 論点 2: 実費部分の扱い — 通園バス代や食材料費は対象外のため、園ごとに負担額の差が生じます。
  • 論点 3: 預かり保育の供給 — 認定を受けていても、園の実施日数や時間帯によって利用できる範囲が変わります。
  • 論点 4: 手続きの区分 — 園の種類ごとに必要な申請が異なり、園と区の双方に確認が必要な場面があります。

いずれの論点も、園の種類と世帯の状況によって影響の大きさが変わります。入園の申込み前に、園の実費一覧と区の案内の両方を並べて確認しておくと、見通しを立てやすくなります。

引越し・転園のときの注意点

施設等利用給付認定は、お住まいの自治体が行います。年度の途中で墨田区へ転入した場合は、転入先である墨田区で認定を受け直す必要があります。転出する場合も同様です。

認定に空白の期間が生じると、その月の無償化を受けられない場合があります。転入・転出の予定がある方は、住民異動の届出とあわせて、子育て担当窓口で認定の手続きをご確認ください。

区外の幼稚園に通う場合でも、認定の手続きはお住まいの自治体で行います。園の所在地の自治体ではない点にご注意ください。


このページのデータ範囲

本記事のデータは 2026 年 9 月取得分、東京都墨田区を対象としています。無償化の対象範囲と上限額は国の制度に基づく全国共通の枠組みですが、実費の金額、区独自の助成、申請様式と締切は自治体・園ごとに異なります。他自治体・他期間との単純比較はできません。

一次情報 (Tier A)

最終更新

2026 年 9 月 13 日 (本記事の数値・引用 URL は月次で再検証されます)


PoliLog は地域の議会発言・政策・予算を可視化する「暮らし・地域情報アプリ」です。政治的助言・候補者推薦・政党評価は提供しません。提供: LOG INC.(屋号)/ 代表 宇田川 舜

よくある質問

Q. 墨田区の幼稚園の保育料は、いくらまで無償になりますか?
A. 子ども・子育て支援新制度に移行していない私立幼稚園の場合、保育料は月額 25,700 円を上限に無償化されます。上限額を超える部分は自己負担です。新制度に移行した幼稚園・認定こども園の 1 号認定では、利用料そのものが無償となります。最新の取り扱いはこども家庭庁の幼児教育・保育の無償化ページと墨田区公式でご確認ください。
Q. 無償化の対象になるのは何歳からですか?
A. 幼稚園については、満 3 歳になった時点から小学校就学前までが対象です。保育所の 3 歳児クラスからの適用とは開始の時点が異なります。0 歳から 2 歳のお子さまは、住民税非課税世帯が対象となる区分があります。年齢の区分はこども家庭庁の案内ページでご確認ください。
Q. 預かり保育も無償化の対象になりますか?
A. 保育の必要性の認定 (新 2 号・新 3 号) を受けた場合は対象となります。無償化の額は日額 450 円に利用日数を掛けた額と実際の利用料のいずれか低い方で、月額の上限は 11,300 円です。満 3 歳児で住民税非課税世帯の場合は月額 16,300 円が上限となります。認定には就労や介護などの事由が必要です。
Q. 申請にはどのような書類が必要ですか?
A. 施設等利用給付認定申請書 (区または園が配布する様式)、本人確認書類、マイナンバー確認書類が基本です。預かり保育の無償化を受ける場合は、就労証明書など保育の必要性を証明する書類が加わります。償還払いの場合は振込先口座がわかるものも必要です。就労証明書は勤務先での発行に時間がかかることがあるため、早めのご準備をおすすめします。
Q. 通園バス代や給食費も無償になりますか?
A. 通園送迎費 (通園バス代)、食材料費 (主食費・副食費)、行事費、教材費、制服代などの実費は、無償化の対象外です。ただし副食費については、世帯の所得の状況やきょうだいの人数に応じて免除の対象となる場合があります。実費の金額は園ごとに異なりますので、園の入園案内でご確認ください。
Q. 年度の途中で墨田区に引っ越した場合はどうなりますか?
A. 施設等利用給付認定はお住まいの自治体が行うため、転入後は墨田区で認定を受け直す必要があります。認定に空白の期間が生じると、その月の無償化を受けられない場合があります。住民異動の届出とあわせて、子育て担当窓口で手続きの時期をご確認ください。区外の幼稚園に通う場合でも、認定はお住まいの自治体で行います。

PoliLog で地域の情報をチェックする

この記事の情報は PoliLog が収集した議会議事録・自治体公式データに基づいています。アプリで地域の暮らし情報を確認できます。

PoliLog をダウンロード →