調布市の医療費助成 申請のご案内|子ども・高齢の方・難病
調布市の医療費助成について、子ども医療費助成 (マル乳・マル子・マル青)、後期高齢者医療、難病医療費助成の対象と申請方法を、やさしい言葉でご案内します。窓口・持ちものもまとめました。
2026/8/13 / PoliLog 編集部
調布市にお住まいで、お子さんの通院費や、ご自身・ご家族の医療費の負担が気になっている方へ。調布市には、年齢や状況に応じて医療費の自己負担を軽くする制度がいくつか用意されています。
この記事でわかること。
- 調布市で使える医療費助成の種類
- お子さんの医療費助成 (マル乳・マル子・マル青) の対象
- 高齢の方の医療費のしくみ
- 難病 (なんびょう) をお持ちの方への助成
- 申請の窓口と、ご用意いただくもの
調布市の医療費助成には、どんな制度があるのでしょうか
調布市の医療費助成は、大きく三つに分けて考えると分かりやすくなります。お子さん向けのもの、高齢の方向けのもの、そして難病 (なんびょう) など特定の病気をお持ちの方向けのものです。
お子さん向けは、東京都と市が一緒に行っている「乳幼児医療費助成 (マル乳)」「義務教育就学児医療費助成 (マル子)」「高校生等医療費助成 (マル青)」の三つです。年齢によって呼び名が変わります。
高齢の方は、75 歳になると「後期高齢者医療制度 (こうき こうれいしゃ いりょう せいど)」に移ります。65 歳から 74 歳の方でも、一定の障害があると認定された場合は加入できます。
難病 (なんびょう) をお持ちの方には、国が定めた指定難病の医療費助成があります。東京都が窓口となり、調布市では多摩府中保健所 (たま ふちゅう ほけんじょ) が担当します。
どの制度も、お住まいの市区町村や年度によって内容が変わることがあります。詳しくは 調布市公式: 医療費の助成 をご確認ください。
お子さんの医療費助成 (マル乳・マル子・マル青)
お子さんの医療費助成は、健康保険証を使って病院にかかったときの自己負担分を、東京都と調布市が助成するしくみです。
年齢による分かれ方は、次のとおりです。
- マル乳 (乳幼児医療費助成) — 生まれてから小学校に入る前までのお子さん
- マル子 (義務教育就学児医療費助成) — 小学校 1 年生から中学校 3 年生までのお子さん
- マル青 (高校生等医療費助成) — 中学校を卒業した年度の翌日から 18 歳になった年度の 3 月 31 日までの方
いずれも、調布市に住民登録があり、健康保険に加入していることが条件です。生活保護を受けている方や、児童福祉施設に入所している方などは対象外となります。
受給者証 (じゅきゅうしゃしょう) が交付されますので、病院の窓口で健康保険証と一緒に出してください。都外の病院にかかった場合は、いったんお支払いいただいたあとで、市に払い戻しを申請する形になります。
所得制限については、東京都が段階的に見直しを進めてきた経緯があり、現在の取り扱いは 調布市公式: 子ども医療費助成 でご確認いただけます。
子ども医療費助成制度は、子育て世帯の経済的負担の軽減を図ることを目的として実施しています。
— 調布市公式サイト 子ども医療費助成のご案内より
国の制度としての位置づけは、こども家庭庁: 子育て支援 でも公開されています。
高齢の方の医療費のしくみ
75 歳のお誕生日を迎えると、それまで加入していた健康保険から、後期高齢者医療制度に自動的に移ります。ご自身で手続きをする必要はなく、新しい保険証がお手元に届きます。
窓口でお支払いいただく自己負担の割合は、所得によって変わります。多くの方は 1 割ですが、一定以上の所得がある方は 2 割または 3 割となります。
医療費が高額になったときには、「高額療養費 (こうがく りょうようひ)」という制度があります。1 か月にお支払いいただいた額が決められた上限を超えた場合、あとから超えた分が戻ってくるしくみです。初めて該当したときには、市から申請のご案内が届きます。
入院と食事代を合わせると負担が重くなる方のために、「限度額適用・標準負担額減額認定証 (げんどがく てきよう・ひょうじゅん ふたんがく げんがく にんていしょう)」もあります。あらかじめ市の窓口で申請しておくと、病院の窓口でのお支払いが上限額までで済みます。
制度の全体像は 厚生労働省: 高齢者医療制度 に、調布市での手続きは 調布市公式: 後期高齢者医療制度 にまとめられています。
難病 (なんびょう) をお持ちの方への医療費助成
国が指定した難病 (指定難病) と診断された方は、医療費の自己負担を軽くする助成を受けられる場合があります。
申請には、指定医 (してい い) が作成した臨床調査個人票 (りんしょう ちょうさ こじんひょう) が必要です。かかりつけの病院が指定医療機関かどうか、まず主治医の先生にご相談ください。
認定されると「医療受給者証」が交付され、所得に応じた自己負担上限額までのお支払いで済むようになります。有効期間は 1 年間で、毎年更新の手続きが必要です。
調布市にお住まいの方の窓口は、東京都の多摩府中保健所となります。市役所ではなく保健所が受付になりますので、お間違えのないようご注意ください。
対象となる病気の一覧や制度の詳細は、厚生労働省: 難病対策 でご覧いただけます。
申請のしかたと、ご用意いただくもの
お子さんの医療費助成の申請に、一般的に必要なものは次のとおりです。
- 医療費助成 医療証交付申請書 (市の指定様式)
- お子さんの健康保険証
- 申請される方の本人確認書類
- マイナンバーが確認できるもの
後期高齢者医療の限度額認定証などを申請される場合は、後期高齢者医療被保険者証と、ご本人の確認書類をお持ちください。
難病の医療費助成は、臨床調査個人票のほか、住民票、市民税課税 (非課税) 証明書、健康保険証の写しなどが必要になります。書類がそろうまでに時間がかかることがありますので、早めのご準備をおすすめします。
窓口は、お子さんの医療費助成が子ども政策課、後期高齢者医療が保険年金課、難病が多摩府中保健所です。郵送で受け付けている手続きもありますので、お出かけが難しい方は事前にお電話でご相談いただけます。
申請書の様式や受付時間は 調布市公式: 医療費の助成 からご確認いただけます。
数字で見る調布市の医療費助成
本記事の数値は 2026 年 8 月時点の公表資料、東京都調布市の公表データに基づきます。他自治体・他期間との単純比較はできません。
お子さんの医療費助成の対象年齢は、18 歳になった年度の 3 月 31 日までとなっています。これは高校生等医療費助成 (マル青) が加わったことによるもので、東京都内の多くの市区町村で共通の取り扱いです (本記事の対象範囲: 東京都調布市)。
難病の医療受給者証の有効期間は 1 年間で、毎年の更新が必要です。後期高齢者医療制度への移行は 75 歳のお誕生日当日からとなります。
これらの年齢や期間は、調布市公式: 医療費の助成 および 厚生労働省: 高齢者医療制度 に掲載されている内容に基づいています。金額や所得基準は年度ごとに見直されることがありますので、最新の数値は必ず調布市公式でご確認ください。
市議会や市で話し合われていること
調布市議会では、子育て世帯への支援や高齢の方の保健事業について、定例会 (= 年 4 回開かれる市議会の定例会議) で継続的に取り上げられています。会議の内容は 調布市議会 会議録検索システム で公開されており、どなたでも検索してご覧いただけます。
医療費助成は、東京都の制度と市の制度が組み合わさって成り立っています。そのため、都の予算や制度改正の動きが、市での取り扱いに反映されるまでに時間差が生じることがあります。
市の予算や事業のまとまった資料は 調布市公式: 予算・財政 で公表されています。どの分野にどれだけの予算が充てられているかは、公表資料からご確認いただけます。
住民の方にとっての考えどころ
医療費助成をめぐっては、いくつかの見方が並んでいます。ここでは、賛否を示さず論点として並べてご紹介します。
論点 1: 対象年齢と所得制限のバランス。対象を広げると助成を受けられる世帯が増える一方で、財源の確保が課題になります。
論点 2: 手続きの分かりやすさ。制度ごとに窓口が分かれているため、どこに相談すればよいか迷う方がいらっしゃいます。
論点 3: 都と市の役割分担。東京都の制度を市が実施する形が多く、制度改正の情報が住民の方に届くまでの経路が長くなります。
いずれの論点についても、判断の材料となるのは市の公表資料と議会の会議録です。気になる点があれば、調布市の担当課へお問い合わせいただくのが確実です。
このページのデータ範囲
本記事のデータは 2026 年 8 月取得分、東京都調布市の公表情報を対象としています。制度の内容・金額・対象年齢は年度により変更される場合があります。他自治体・他期間との単純比較はできません。
一次情報 (Tier A)
- 自治体公式:
- 国の公的機関:
最終更新
2026-08-13 (本記事の数値・引用 URL は月次で再検証されます)
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よくある質問
- Q. 調布市の子ども医療費助成は何歳まで受けられますか?
- A. 調布市では、乳幼児医療費助成 (マル乳)、義務教育就学児医療費助成 (マル子)、高校生等医療費助成 (マル青) の三つがあり、あわせて 18 歳になった年度の 3 月 31 日までのお子さんが対象となります。調布市に住民登録があり、健康保険に加入していることが条件です。最新の対象範囲は調布市公式の医療費助成ページでご確認ください。
- Q. 医療証はどこで申請すればよいのでしょうか?
- A. お子さんの医療費助成の医療証は、調布市役所の子ども政策課が窓口です。医療証交付申請書、お子さんの健康保険証、申請される方の本人確認書類、マイナンバーが確認できるものをご用意ください。郵送で受け付けている手続きもありますので、お出かけが難しい方は事前にお電話でご相談いただけます。
- Q. 調布市で難病の医療費助成を申請したい場合、どこに行けばよいですか?
- A. 調布市にお住まいの方の指定難病医療費助成の窓口は、東京都の多摩府中保健所となります。市役所ではなく保健所が受付ですのでご注意ください。申請には指定医が作成した臨床調査個人票が必要ですので、まずはかかりつけの主治医の先生にご相談いただくとよいでしょう。
- Q. 75 歳になったら、健康保険の手続きは自分で行うのでしょうか?
- A. 75 歳のお誕生日を迎えると、それまで加入していた健康保険から後期高齢者医療制度へ自動的に移りますので、ご自身で加入の手続きをしていただく必要はありません。新しい保険証がお手元に届きます。ただし、限度額適用の認定証などは別途申請が必要ですので、保険年金課へお問い合わせください。
- Q. 医療費が高額になったとき、戻ってくるお金はありますか?
- A. 高額療養費という制度があり、1 か月にお支払いいただいた額が所得に応じて決められた上限を超えた場合、あとから超えた分が払い戻されます。初めて該当したときには市から申請のご案内が届きます。あらかじめ限度額適用認定証を申請しておくと、病院の窓口でのお支払いが上限額までで済みます。
- Q. 都外の病院にかかったときも、子どもの医療費助成は使えますか?
- A. 都外の医療機関では医療証が使えないことが一般的で、窓口でいったん自己負担分をお支払いいただく形になります。その後、領収書を添えて調布市に払い戻しの申請をしていただくと、助成分が戻ってまいります。領収書は大切に保管しておいてください。詳しい手続きは調布市公式の医療費助成ページでご確認いただけます。
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