千代田区の転居・転入・転出手続きガイド|必要書類とオンライン申請

千代田区で引越しをする方向けに、転入届・転出届・転居届の届出期限、必要書類、窓口の場所、オンライン申請の使い方を手順ごとに整理しました。国の制度もあわせて確認できます。

2026/8/11 / PoliLog 編集部

千代田区に引越す方、千代田区から引越す方、区内で住所が変わる方へ。住民票の住所変更は、引越しの種類ごとに提出する書類の名前も期限も変わります。このページでは、どの届出が必要かを最初に切り分けてから、必要なもの・期限・窓口の順に手順を追って整理します。

この記事でわかること

  • 転入届・転出届・転居届のどれを出せばよいか
  • 手続きに必要な持ち物
  • 届出の期限と、遅れたときの扱い
  • 窓口とオンライン申請の使い分け
  • 住所が変わったあとに続けて必要になる手続き

引越しの種類で届出が変わります

住民票の住所変更は、引越しのパターンによって 3 種類に分かれます。まずここを間違えないことが、手続き全体で一番大事な部分です。

  • 転入届: 他の市区町村や国外から千代田区に引越してきたとき
  • 転出届: 千代田区から他の市区町村や国外へ引越すとき
  • 転居届: 千代田区内で住所が変わるとき (例: 神田から麹町へ)

この区分は住民基本台帳法にもとづくもので、全国共通のルールです。国の窓口であるデジタル庁: 引越し手続きオンラインサービスでも、同じ 3 区分で案内されています。

手続きの主体は住民の方ご本人ですが、同一世帯の方や代理人でも届出はできます。代理人の場合は委任状が必要になる点だけ、先に押さえておいてください。

ステップ1: 自分の届出パターンを確認する

次のどれに当てはまるかを確認してください。

  1. 千代田区へ引越してくる → 引越し先の千代田区役所へ「転入届」。前の市区町村で「転出証明書」を受け取っておく必要があります (マイナンバーカードを使う場合は不要になる場合があります)
  2. 千代田区から出ていく → 引越し前に千代田区役所へ「転出届」。手続き後に「転出証明書」が交付されます
  3. 千代田区内で引越す → 千代田区役所へ「転居届」。転出証明書は不要です
  4. 国外から / 国外へ → 転入届 / 転出届の扱いになりますが、必要書類が異なります (パスポート、帰国日のわかるものなど)

迷ったときは、「住民票に書かれている市区町村が変わるかどうか」で判断すると分かりやすくなります。変わるなら転出 + 転入、変わらないなら転居です。

最新の区分・様式は千代田区公式: 住民異動届 (転入・転出・転居)でご確認ください。

ステップ2: 必要なものをそろえる

共通して必要になるものは次のとおりです。

  • 本人確認書類 (マイナンバーカード、運転免許証、パスポートなど)
  • マイナンバーカードまたは通知カード (世帯全員分)
  • 住民基本台帳カード (お持ちの場合)
  • 代理人が届け出る場合は委任状

届出の種類ごとに、これに追加されるものがあります。

  • 転入届: 前の市区町村が発行した転出証明書
  • 転出届: 特になし (国民健康保険証などをお持ちの場合は返却が必要になることがあります)
  • 転居届: 特になし

マイナンバーカードをお持ちの方は、転入届のときにカードの住所を書き換える手続きも同時に行います。暗証番号 (数字 4 桁の利用者証明用暗証番号など) が必要になりますので、事前に思い出しておいてください。暗証番号を忘れた場合は、窓口で再設定できます。

持ち物の最新一覧は千代田区公式: 住民異動届のご案内に掲載されています。世帯構成や国籍によって追加書類が発生する場合がありますので、来庁前に一度ご確認ください。

ステップ3: 届出の期限を確認する

住民基本台帳法では、届出の期限が定められています。

  • 転入届: 新しい住所に住み始めた日から 14 日以内
  • 転居届: 住所が変わった日から 14 日以内
  • 転出届: 引越しの前、または引越し後 14 日以内 (事前届出が原則)

転入届と転居届は「住み始めてから」の 14 日以内です。引越しの予定が決まっただけでは、まだ届出はできません。一方、転出届は引越し前に出しておくのが基本です。

期限を過ぎた場合でも届出は受け付けられますが、住民基本台帳法にもとづき過料の対象となる場合があります。遅れてしまったときも、放置せずできるだけ早く届け出てください。

期限の根拠となる制度の全体像は総務省: 住民基本台帳等で確認できます。

ステップ4: 窓口またはオンラインで届け出る

届出の方法は、大きく分けて 3 つあります。

1. 区役所の窓口で出す

千代田区役所の住民登録の担当窓口で受け付けています。開庁時間・出張所の場所・混雑しやすい時期 (3 月下旬から 4 月上旬) については千代田区公式サイトに案内があります。

2. オンラインで転出届を出す

マイナンバーカードをお持ちの方は、マイナポータルから転出届を提出できます。これは国が用意した全国共通の仕組みで、千代田区もこの仕組みに参加しています。転出届をオンラインで出すと、引越し先の市区町村へ来庁予約もあわせてできます。

ただし、転入届と転居届はオンラインだけでは完結しません。新しい住所地の窓口へ、本人確認書類とマイナンバーカードを持って行く必要があります。オンラインでできるのは「転出届」と「来庁予約」までと覚えておくと分かりやすくなります。

仕組みの詳細はデジタル庁: 引越し手続きオンラインサービスをご確認ください。

3. 郵送で転出届を出す

転出届は郵送でも受け付けられます。申請書、本人確認書類のコピー、返信用封筒を同封して送ります。窓口へ行く時間がとれない方の選択肢になります。様式と送付先は千代田区公式サイトに掲載されています。

ステップ5: 住所変更にともなう他の手続き

住民票の異動だけで終わりではありません。住所が変わると、続けて必要になる手続きがあります。窓口で一緒に済ませられるものが多いので、来庁時にまとめて確認するのがおすすめです。

  • マイナンバーカードの住所変更 (転入・転居のとき、届出と同時)
  • 国民健康保険の資格取得・喪失 (加入している方)
  • 国民年金の住所変更 (第 1 号被保険者の方)
  • 後期高齢者医療制度 (75 歳以上の方)
  • 介護保険 (要支援・要介護の認定を受けている方)
  • 児童手当・子ども医療費助成 (お子さまがいる世帯)
  • 就学中のお子さまの転校手続き (在学証明書・教科書給与証明書)
  • 印鑑登録 (区外へ転出すると自動的に廃止されます。転入先で再登録が必要です)

区役所以外の手続きとしては、運転免許証の住所変更 (警察署・運転免許試験場)、電気・ガス・水道、金融機関、勤務先への届出などがあります。

医療・年金・保険の各制度がどうつながるかは厚生労働省の各制度ページでも確認できます。

よくあるつまずきポイント

手続きで止まりやすいところを、あらかじめ整理しておきます。

転出証明書をなくした

前の市区町村へ再交付を申請します。マイナンバーカードを使った転出届 (オンライン含む) の場合は、そもそも紙の転出証明書が発行されないケースがあります。

引越し予定日より早く届け出たい

転出届は事前でも受け付けられます。転入届・転居届は、実際に住み始めた日以降でないと受け付けられません。

マイナンバーカードの暗証番号を忘れた

窓口で再設定できます。本人確認書類をお持ちください。手続き時間に余裕をみておくと安心です。

同じ世帯でも届出を分ける必要があるか

世帯主または同一世帯の方がまとめて届け出られます。別世帯の方が代理で届け出る場合は委任状が必要です。

3 月から 4 月は窓口が混みます

引越しが集中する時期は待ち時間が長くなります。可能であれば時期をずらすか、オンラインでの転出届・来庁予約を活用してください。


このページのデータ範囲

本記事は 2026 年 8 月時点で公開されている千代田区公式サイトおよび国の公的機関 (デジタル庁・総務省・厚生労働省) の一般公開情報にもとづき、東京都千代田区の住民異動手続きを対象として整理したものです。他自治体・他期間の制度とは手続きの詳細が異なります。実際の申請にあたっては、必ず千代田区公式サイトの最新情報をご確認ください。

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最終更新

2026-08-11 (本記事の数値・引用 URL は月次で再検証されます)


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よくある質問

Q. 千代田区の転入届はいつまでに出せばよいですか?
A. 住民基本台帳法により、新しい住所に住み始めた日から 14 日以内に届け出ることとされています。住み始める前に届け出ることはできませんので、実際の入居後に手続きしてください。期限を過ぎた場合も届出は受け付けられますが、過料の対象となる場合があります。最新の取扱いは千代田区公式の住民異動届のページでご確認ください。
Q. 転入届・転出届・転居届の違いを教えてください
A. 他の市区町村から千代田区へ引越してくるときが転入届、千代田区から他の市区町村へ引越すときが転出届、千代田区内で住所が変わるときが転居届です。住民票に記載される市区町村が変わるかどうかで判断すると分かりやすくなります。区内での引越しであれば転出証明書は不要です。
Q. 引越しの手続きはオンラインだけで完結しますか?
A. 転出届はマイナンバーカードをお持ちの方であればマイナポータルからオンラインで提出でき、あわせて引越し先の来庁予約もできます。ただし転入届と転居届はオンラインだけでは完結せず、新しい住所地の窓口へ本人確認書類とマイナンバーカードを持参する必要があります。詳細はデジタル庁の引越し手続きオンラインサービスのページをご確認ください。
Q. 転居の届出に必要な持ち物は何ですか?
A. 本人確認書類 (マイナンバーカード、運転免許証、パスポートなど)、世帯全員分のマイナンバーカードまたは通知カードが基本の持ち物です。転入届の場合はこれに加えて、前の市区町村が発行した転出証明書が必要になります。代理の方が届け出る場合は委任状も必要です。世帯構成や国籍により追加書類が必要になる場合がありますので、来庁前に千代田区公式サイトでご確認ください。
Q. 住民票の住所変更のあとに必要な手続きはありますか?
A. マイナンバーカードの住所変更、国民健康保険や国民年金の手続き、児童手当や子ども医療費助成、お子さまの転校手続き、印鑑登録の再登録などが続けて必要になる場合があります。区役所の窓口で同時に進められるものが多いため、来庁時にまとめてご相談ください。区役所以外では運転免許証の住所変更やライフラインの契約変更も必要です。
Q. 代理人でも転居の届出はできますか?
A. 同一世帯の方であれば委任状なしで届け出ることができます。別世帯の方や第三者が代理で届け出る場合は、届出人本人が作成した委任状と、代理の方の本人確認書類が必要です。委任状の様式は千代田区公式サイトからダウンロードできますので、来庁前にご準備ください。

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