足立区の高齢者福祉ガイド — 相談まどぐちとサービス一覧、申請の流れ

足立区にお住まいの高齢の方とご家族に向けて、高齢者福祉の相談まどぐち、介護保険と区のサービス一覧、申請の流れを、やさしい言葉でまとめました。地域包括支援センターの役割や、区議会での取り上げられ方もご案内します。

2026/9/15 / PoliLog 編集部

足立区にお住まいの高齢の方、そしてそのご家族の方へ。介護やお住まいのこと、毎日の食事や見守りのことで、「どこに相談すればよいのか分からない」と感じることはないでしょうか。このページでは、足立区の高齢者福祉について、相談のまどぐちから申請の流れまでを、やさしい言葉でまとめました。

この記事でわかること

  • 足立区の高齢者福祉には、どのような支援があるか
  • 最初にどこへ相談すればよいか
  • おもなサービスの一覧と、その内容
  • 申請のときに、ご用意いただくもの

制度の概要 — 足立区の高齢者福祉でできること

足立区の高齢者福祉は、大きく三つに分けて考えると分かりやすくなります。

  1. 介護保険 (かいご ほけん) のサービス — 要介護認定 (ようかい ご にんてい) を受けた方が使えるものです。
  2. 区が独自に用意している高齢者福祉のサービス — 見守り、配食 (はいしょく)、お住まいの改修のお手伝いなどです。
  3. 相談と情報のご案内 — 地域包括支援センター (ちいき ほうかつ しえん せんたー) や区の窓口が担当します。

介護保険は、全国で共通の仕組みです。どのような考え方で作られているかは、厚生労働省 (こうせい ろうどうしょう) の 介護・高齢者福祉のご案内 に説明があります。

いっぽうで、区が独自に用意しているサービスは、お住まいの自治体によって内容が変わります。足立区のものは、足立区公式: 介護・福祉のページ にまとめられています。ご本人だけでなく、離れてお住まいのご家族の方も、同じページからご確認いただけます。

「介護保険を使うほどではないけれど、少し心配がある」という段階でも、ご相談はできます。むしろ、早めにお話しいただいたほうが、選べる支援は多くなります。

相談のまどぐち — 地域包括支援センター

最初のご相談先として、区が案内しているのが地域包括支援センターです。足立区では、区内の地域ごとにセンターが置かれています。

ここでは、次のようなことを扱っています。

  • 介護保険の申請についてのご相談
  • 介護予防 (かいご よぼう) のための教室や、通いの場のご案内
  • 認知症 (にんちしょう) の方と、そのご家族からのご相談
  • お金の管理や、権利を守るための仕組みのご案内
  • お住まいの地域の、見守りの取り組みのご案内

相談の費用はかかりません。お電話でも、直接おたずねいただいてもかまいません。ご本人が動きにくいときは、ご家族の方だけでご相談いただくこともできます。

こうしたセンターは、国が進めている「地域包括ケアシステム」という考え方にもとづいて置かれています。住み慣れた地域で、できるだけ長く暮らし続けられるようにする、という考え方です。くわしくは、厚生労働省の 地域包括ケアシステムのご案内 をご確認いただけます。

お住まいの地区を担当するセンターの場所とお電話番号は、足立区公式: 介護・福祉のページ からお調べいただけます。お引っ越しをされると、担当のセンターも変わりますので、あわせてご確認ください。

数値で見る現状

本記事の情報は、公開日の時点で足立区が公表している内容にもとづきます。ほかの区や、ほかの時期との単純なくらべ方はできません。

足立区は、東京都の二十三区のなかでも、高齢の方がお住まいの世帯が多い区のひとつとされています。そのため、介護保険のサービスだけでなく、区が独自に用意する見守りや配食の取り組みにも、力が入れられてきました。

ただし、対象となる方の人数、給付のお金の額、施設の数といった具体的な数字は、年度ごとに変わります。このページでは、古い数字をそのまま載せることはいたしません。最新の公表値は、次のところでご確認いただけます。

数字をお使いになるときは、いつの時点のものかを、あわせてご確認ください。

おもなサービスの一覧

足立区でご利用いただける支援を、暮らしの場面ごとに整理しました。名前や条件は変わることがありますので、最後は区の公式ページでお確かめください。

毎日の暮らしを支えるもの

  • 配食 (はいしょく) のサービス — 栄養を考えたお食事を、ご自宅までお届けします。お届けのときに、お元気かどうかの見守りもかねています。
  • 家事のお手伝い — お掃除やお洗濯、お買い物などを支えます。
  • おむつの支給や、その費用のお手伝い

見守りと、いざというときのために

  • 緊急通報 (きんきゅう つうほう) の装置 — お部屋に小さなボタンを置いて、急なときに知らせることができる仕組みです。
  • 見守りの訪問 — 地域の方や区の関係者が、定期的にお声をかけます。
  • 行方が分からなくなったときの、地域での探し方の登録

お住まいのこと

  • 手すりの取り付けや、段差をなくす工事のお手伝い
  • お住まい探しのご相談

からだと心のこと

  • 介護予防の教室、体操の会、通いの場
  • 認知症の方とご家族のための、お話し合いの場

介護保険のサービス

  • 訪問による介護や看護
  • 通いでのサービス (デイサービス = 日帰りでご利用いただく通所介護のことです)
  • 短いあいだのお泊まり
  • 福祉用具の貸し出し

カタカナの名前がついているものも、内容はどれも、暮らしを支えるためのものです。分かりにくい言葉が出てきたときは、遠慮なく窓口でおたずねください。

申請の流れと、ご用意いただくもの

介護保険のサービスをお使いになるには、要介護認定の申請が必要です。おおまかな流れは、次のとおりです。

  1. 地域包括支援センター、または区の窓口にご相談します。
  2. 申請書を出します。ご家族や、センターの職員が代わりに出すこともできます。
  3. 調査の方がご自宅などにうかがい、お困りごとやお体の状態をおうかがいします。
  4. かかりつけのお医者さまに、意見書を書いていただきます。
  5. 審査を経て、結果が郵便で届きます。
  6. ケアプラン (= サービスの利用計画のことです) を作り、利用を始めます。

ご用意いただくものは、おおむね次のとおりです。

  • 介護保険の被保険者証 (ひほけんしゃしょう)
  • ご本人確認の書類 (マイナンバーカード、運転免許証など)
  • かかりつけのお医者さまのお名前と、医療機関の連絡先
  • 健康保険の証 (お若い方が申請される場合)

介護保険以外の区独自のサービスは、それぞれに申込先と条件があります。まとめてご相談いただければ、必要なものを一度にご案内してもらえます。最新の様式と受付先は、足立区公式: 介護・福祉のページ でご確認ください。

自治体・議会の動き

高齢者福祉は、区が計画を立てて進める分野です。計画の見直しや、予算の使いみち、サービスの内容の変更は、足立区議会での質疑を経て決まっていきます。

区議会でどのようなやりとりがあったかは、会議録 (かいぎろく) として公開されています。おもな取り上げられ方としては、次のようなものがあります。

  • 地域包括支援センターの体制や、相談のしやすさについての質疑
  • 見守りや配食など、区独自のサービスの対象の範囲についての質疑
  • 介護にたずさわる方の確保についての質疑
  • 施設の整備の進み方についての質疑

このページでは、発言された方の順位づけや、良し悪しの評価はいたしません。会派名と発言の内容は、会議録の原文でご確認いただけます。傍聴や会議録の調べ方は、足立区議会のご案内 にまとめられています。

議会で決まったことは、翌年度以降のサービスの内容や申込みの条件に反映されます。お使いになっているサービスがある方は、区からのお知らせにも、目を通していただくと安心です。

住民にとっての論点

足立区の高齢者福祉をめぐっては、いくつかの見方が並んでいます。どれが正しいというものではなく、住民の方がご自身で考えるための材料として整理します。

論点 A: 支援の入口を、どう広く知らせるか

制度があっても、ご本人が知らなければ使われません。ご家族が離れてお住まいの場合は、なおさらです。案内の届け方をどう工夫するか、という論点があります。

論点 B: 介護保険と、区独自のサービスのつなぎ方

要介護認定を受けるまでの段階や、認定の対象にならなかった方への支えをどうするか、という論点があります。

論点 C: 支える側の人手をどう確保するか

サービスの数が増えても、担い手がいなければ届きません。人手の確保は、区だけでなく国の制度とも関わる論点です。

論点 D: 地域ごとの違い

区内でも、地域によって高齢の方の割合や、通いやすい場所の有無は変わります。地域ごとの事情にどう合わせるか、という論点があります。

どの論点についても、まずはお住まいの地区の地域包括支援センターにご相談いただくことが、いちばんの近道です。暮らしのお困りごとを具体的にお伝えいただければ、使える支援を一緒に探してもらえます。


このページのデータ範囲

本記事の情報は、公開日の時点で足立区および厚生労働省が公表している内容にもとづきます。対象は東京都二十三区のうち足立区です。ほかの自治体や、ほかの時期との単純なくらべ方はできません。制度の名称、対象の条件、受付の方法は変わることがありますので、お手続きの前に必ず区の公式ページでお確かめください。

一次情報 (Tier A)

関連手続き

関連する手続きのご案内は、足立区公式: 介護・福祉のページ からお進みいただけます。

最終更新

2026-09-15 (本記事の数値・引用 URL は月次で再検証されます)


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よくある質問

Q. 足立区の高齢者福祉について、最初にどこへ相談すればよいですか?
A. お住まいの地区を担当する地域包括支援センターが、最初のご相談先です。介護保険の申請、介護予防の教室、認知症に関するご相談、見守りの取り組みなどを扱っています。ご相談に費用はかかりません。担当センターの場所とお電話番号は、足立区公式の介護・福祉のページでご確認いただけます。
Q. ご本人が出向けない場合、家族だけで相談できますか?
A. ご家族の方だけでのご相談もできます。離れてお住まいのご家族からのお問い合わせも受け付けられています。ご本人のお住まいの地区を担当する地域包括支援センターへ、お電話でご相談ください。そのうえで、必要に応じてご自宅への訪問などの対応が案内されます。
Q. 要介護認定の申請は、どのような流れになりますか?
A. 地域包括支援センターまたは区の窓口にご相談のうえ、申請書を提出します。その後、調査の担当者がご自宅などでお体の状態をうかがい、かかりつけのお医者さまに意見書を書いていただきます。審査を経て結果が郵便で届き、利用計画を作ってからサービスの利用が始まります。最新の手順は足立区公式の介護・福祉のページでご確認ください。
Q. 申請のときに用意するものを教えてください
A. 介護保険の被保険者証、ご本人確認の書類 (マイナンバーカードや運転免許証など)、かかりつけの医療機関の名称と連絡先が、一般的に必要となります。お若い方が申請される場合は、健康保険の証も求められることがあります。区指定の様式は足立区公式サイトから最新版をご確認ください。
Q. 介護保険の対象にならない場合、利用できる支援はありますか?
A. 足立区が独自に用意している高齢者福祉のサービスがあります。配食のサービス、緊急通報の装置、見守りの訪問、家事のお手伝い、住まいの改修のお手伝いなどが、これにあたります。対象の条件と申込先はサービスごとに異なりますので、地域包括支援センターでまとめてご相談いただくと、必要なものを一度に案内してもらえます。
Q. 制度の内容が変わったかどうかは、どこで確かめられますか?
A. 足立区公式の介護・福祉のページに、最新の案内と様式が掲載されます。制度全体の考え方や全国共通の仕組みについては、厚生労働省の介護・高齢者福祉のページで確認できます。区の計画や予算に関わる変更は、足立区議会の会議録でも公開されていますので、あわせてご確認いただけます。

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